カフェを併設する保育園
今日は津田沼方面のお店をご紹介!
津田沼駅からほど近い場所に、ママたちが思わず笑顔になれるカフェがあるんです。
津田沼十字路の脇道を、新京成の線路沿いにあるたちばな保育園。
一見すると普通の保育園ですが、なんと建物の1階部分がカフェになっているんです!
さっそく可愛らしい入り口を開けると…
この通り、広々としたカフェ!
ママ想いなポイントも、たくさんあります。
絵本にベビースイング、キッズチェアもしっかり完備。
これなら乳児を連れての来店も安心!
なによりもここのステキポイントは、ここで提供されるメニュー。
ここの上の階や、隣接しているたちばな保育園で提供する食育を、ここでは「たちばなごはん」と呼んでいるんですって。そして、たちばなごはんは「たべること・つくること・おいしいこと」を子どもたちに伝えています。
そのコンセプトをそのまま、子どもたちだけでなく、このお店を訪れる地域の人に届けてくれているのが、このカフェなんです。
こちらが店内に掲げられた、このお店のコンセプト。
マイノリティーを作らずに、みんなで「おいしい」を共有して…とありますが、具体的にいうと、例えば、こちらのお店では乳・卵・小麦を使用しないごはんを提供しているんです。
だから、乳・卵・小麦アレルギーをお持ちの方も、ニコニコ笑顔でごはんを食べられるんですね!
ほら、この通り。
パンだって米粉パンです。ベビーフードもあるんですって!
壁を見回すと、今日のランチが書いてありました。
どちらもおいしそう~。そして、目を疑いたくなるのがお値段!
スープサラダ付きで600円。デザートとドリンク付きで750円!! なんてこと!
こちらのアドバイザーでもある小川先生はこう話してくださいました。
「“食”って、子どもに寄り添い場面なんです。たとえば、一緒に食べているときに『おいしいね』『すっぱいね』と、一緒に同じ体験をして、そのときの感想を親が言葉にしますよね。それを子どもが聞くことで、言葉の発達にもつながります。だからって、じゃあ、料理は手作りしなきゃ…って思わなくてもいいんです。ゆっくり子どもとご飯を食べるために、“手作り”の部分はアウトソーシング(外注)しても構いません。ゆったりと子どもに寄り添いながらご飯を食べて『おいしいね』を共感してほしいのです。そのために、ここがあると思ってもらえたら! たちばなごはんは、毎日食べていただけるような健康的な食事ですよ」
この記事を書いている筆者も“働くママ”をしていますので、特にこういうお店、我が家のそばにあって欲しい1軒です!! こんなにママ想いのお店に出合えて、涙が出そうになりました。
そして調理場で調理しているのは、管理栄養士さんの廣川さん。
廣川さんもママですが、廣川さんは、調理しているだけじゃないんですよ!
オーダーをとって、調理して、サーブして、お会計をして…! 1人でお店に立っていらっしゃいます。この手の込んだメニューで、おひとりで‥!ってすごいことだと思います。
日替わりランチメニュー以外には、デザートなど、いろいろあります。
訪れたこの日は、こちらのケーキセット(590円)をいただきました♪
なんのケーキかというと「豆腐のブラウニー(豆乳アイスつき)」!
食べていても、どこが豆腐なのかさっぱりわからなかったくらい! ちょっともちもちな感じもおいしかったです。アイスは豆乳アイスだなんて~!
お子様には、かぼちゃ、プレーン、ココア味の焼きドーナツ+ジュースのセットもあります。子どもも一緒にカフェ気分を味わえますね♪
そして、食器にもこだわりが。
この器、子どもたちがすくいやすい器なんですって!
たしかにこれなら、お皿の縁の部分が立っているから、スプーンでもすくいやすいですね。上手に食べられると、子どもの気分も違うでしょうし。
そうそう、小川先生はこうもおっしゃっていました。
「このカフェには、ママと子だけでなく、若い男性にも利用してもらえたら…と思っています。そうすることで、若い男性が子育てに自然と関わっていけるような、子育ての環境整備にもつながると思っています」
というわけで、ここでは、パパも参加できるイベントも開催しています。
この窓側の席からは、前を走る新京成線も見られるので、電車好き男子にもオススメですよ。1カ月のランチメニューは、Facebookページで公開されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
【たちばなごはんカフェ】住所:船橋市前原西2-24-10
TEL:047-470-3745
営業時間:8:00〜16:00 (LO15:30)
定休日:日・水曜、祝日ほか
https://ja-jp.facebook.com/tachibanagohan/