本社を船橋市に構える「キッズ・ラボラトリー」では、おもちゃ選びのプロ「おもちゃコンシェルジュ」が1人1人にあったおもちゃを選んでレンタルする、定額制のサービスを提供しています。同社が2021年7月に新設した市川市の事務所へおじゃましてきました。
同社代表取締役の青栁陽介さんがこの会社を立ち上げたのは、長男が2歳の頃に長期入院をしたことがきっかけだったそうです。
「院内にあるプレイルームにはあまり行けず、ベッドの上でおもちゃを使って遊ぶような状況が続き、知育玩具や幼児教育の大切さをより感じました」と青栁さんは話します。
その後、サブスク振興会の立ち上げに携わった経験から設立へと至り、2020年1月15日からサービスをスタートされたそうです。
サービスへ申し込むと、まずは持っているおもちゃや要望などを事前にヒアリング。
それを元に「おもちゃコンシェルジュ」がお子様の成長や好みに合ったおもちゃを選んでくれます。対象は3ヶ月から8歳までのお子さんで、毎月お届け=4,378円と隔月お届け=2,574円の2種類のコースがあります。(お届け時の送料別途要)
取り扱っているおもちゃは、0歳児用の軽くて安全性の高いもの、形はめ、ルーピング、レール付き電車やおままごとセット、レゴブロックやキュボロなど多種多様!
おもちゃの返却期限はないので、全部返却、気に入っているものだけ残して一部返却など自由に選べます。返した分だけ新しいおもちゃが届くという仕組みなんですって!
使っていくほど、どんなおもちゃが好みかわかるので、より合ったものを選びやすくなるそうです。
青栁さんは、「第三者がおすすめすることによって、これまで知らなかったおもちゃとの出会いもありますよ」とも。
確かに、自分で購入する際にはどうして似たような傾向のおもちゃを選んでしまったりするので、おもちゃコンシェルジュの方におススメしてもらえるのは嬉しいサービス!気に入ったものはお得な値段で買い取りも可能なんですって♪
子どもが興味を示さなかったり、遊び方に困ったときは、LINEでおもちゃコンシェルジュに相談ができるそうです。
また、おもちゃに汚れや傷はつきもの。日常使いの軽微な傷や汚れは特に問題ありませんが、大きな破損や紛失が心配な方には、有料の安心紛失補償パックも用意されています。
おもちゃと一緒に届くファイルには、取り扱い説明書やガイドブック(初回のみ)、返却用の伝票もセットされています。
お誕生日にはバースデーカード、サービスを終了される時には認定証が贈られるなど、心が温まるサービスも。
小さなお子さんのいる主婦の雇用も積極的!
「女性の社会との繋がりも大事にしたい」という青栁さん。
スタッフがほぼ女性だという事務所内は、小上がりの会議スペースやベビーベッドも完備されています。
子どもを連れて出勤されることもあるそうです。
トイレには1人一つずつの小物入れスペースや姿見があったりなど、ママ想いのサービスを提供されている会社らしい気遣いが溢れていました。
2021年12月からは、使わなくなったおもちゃを施設などに無償寄贈する取り組みも始められたそうで、物を大切にする心、環境への意識を育てる機会など、おもちゃを与えたその先にまで目を向けられている青栁さん。
忙しいママやパパたちに、その時期しかない子どもの成長を一緒に楽しんで欲しいという想いがつまった「おもちゃのサブスク」。
ぜひHPやInstagramをチェックしてみてくださいね。
【キッズ・ラボラトリー株式会社】