夏見のバス通りから住宅街に入ってすぐの角地にあるお惣菜店「Cotory Deli(コトリデリ)」。
カフェ風の外観で、ドアにはお店の同店のロゴ「小鳥」のイラストが♪
入り口の黒板には本日のおすすめが書いてあります。要チェックですね。
黒板の右にはリードフックもあります。「犬連れの方にも気軽に入ってほしい」そうです。
店主の羽根井貴子さんは船橋生まれの船橋育ちで、八栄小学校、船橋中学校の出身。
長年、会社員として働き、子育てしながらの食事作りは苦手で罪悪感を感じることもあったそうです。
「体調を崩し休職した時に母や妹に食事を作ってもらったこともありめちゃくちゃ救われた」と羽根井さん。いつしか「自分も助ける側になりたい」と思うようになったそうです。
店内はウッディーフロアにアースカラーを基調としたシンプルな内装で、カフェかケーキ屋さんのようです。
中央のガラスケースには副菜が並べられています。
メニューは毎日変わるそうです。
今日の副菜は上段左から「ジャーマンれんこんポテト」(250円)、「高野豆腐煮」(220円)、「なすの南蛮漬け」(250円)。下段の左は「ピーマンとツナの塩炒め」と「大根の梅しそ漬け」(各220円)。
同店では、全て店内で作っています。
「特別な調味料や素材ではなく、おうちで使っているような調味料と地元野菜を中心とした素材を使った家庭料理です」と羽根井さん。
「ピーマンとツナの塩炒め」は人気商品のひとつ。
ピーマンをバクバク食べられそうで、目にも鮮やかですね!
ショーケースの左側のテーブルに並ぶのはメインディッシュ。
左から定番の「しょうゆ唐揚げ」と「塩唐揚げ」(共に各430円)、「カレーコロッケ」(370円)、ひじきや玉ねぎの入った「豚つくねテリヤキソース」(430円)と「生姜のさっぱりご飯」(300円)。
唐揚げ以外は日替わりだそうです。
コロッケはじゃがいもを蒸してつぶしてと、お母さんの手作りのようで安心感があります。
「日替わりコトリ弁当」(700円)は限定15食。その日のメインから2種類選べます。
羽根井さんは「選んでいただいてから容器に詰めるので少しお時間いただいてます」と話します。この日は完売でしたが予約ができるそうです。
「おかずだけ弁当」(1,000円)や、5個以上のオーダー弁当(950円~2,000円)は予算に応じて可能です(いずれも要予約)。
羽根井さんはお店を始める前、体調を崩した時にある本に出会い「質的栄養不足によって健康な心が害される」ことに気付き、バランスの良い食事の大切さを知ったそうです。
毎日献立を考えるだけで大変。まして栄養バランスを考えてだと悩みますよね。
「そんなママたちに、栄養バランスの良いお惣菜を少し加えて心も体もほっとして楽になってもらえれば。目でも楽しんでほしいので、色も大切にしています」と羽根井さん。
一人暮らしや高齢のお客さんも多いそうです。
店内では、地元の手作り作家さんの「ワンコグッズ」と「刺繍小物」も販売しています。
お惣菜だけでなく小物を見てお店の人と会話することで、ちょっとうきうきしたりほっとした気分になったりしますよね。
同店では月に1回「おうちカレーライスの日」といって具だくさんの家庭的なカレーライス(500円)の提供をする日、今は、去年仕込んだ梅シロップを使った「梅ソーダ」(300円)がある日も。
日替わりのお惣菜メニューはインスタグラムで確認できるそう!
6月14日にはオープン2周年記念の「感謝デイ」を開催予定。じゃんけん大会などイベント内容を検討中とのことです。
羽根井さんは「地元のみなさんにかわいがってもらい、夏見の癒しスポットになれば」と笑顔。
【Cotory Deli】
住所/船橋市夏見4-23-30-101
TEL/047-778-3952
営業時間/11時〜19時
定休日/日曜・月曜・他不定休あり。臨時休業、イベントなどの情報はインスタグラムへ
駐車場/なし
インスタグラム/https://www.instagram.com/cotorydeli/