Close

馬込沢のカフェ「ヨリドコロ mani mani」 療育のプロが不登校や発達の支援も

\この記事をシェア/

東武アーバンパークライン馬込沢駅から徒歩9分の場所にある「ヨリドコロ manimani(マニマニ)」は不登校支援や育児相談も行うカフェ。今年2月にオープンし、8月で半年を迎えました。

船取線沿いで馬込十字路近くにあり、昭和の民家を思わせる外観なのですぐにわかります。

木戸を開けて中に入ると、木と漆喰でまとめたどこか懐かしい店内。

同店は、現役の公認心理士で保育士の資格を持つ伊藤祥子さん(右)と、現役の保育士で、小学校、支援学校の教諭の経験をもつ川崎彩さん(左)の共同経営。療育に経験豊富な二人が笑顔で迎えてくれます。

店内は4人席2卓とカウンター席が2脚。アットホームで古民家カフェのような雰囲気です。

ところで「mani mani」とは、小さい子どもでも言いやすい言葉で、古語の「なるようになる」という意味も込めているそうです。

メニューはプレートご飯や蒸しパン、ドリンク類など。

黒板のメニューは、とある日の「今日のプレートご飯」。ランチメニューは日替わりで1~2種類。麺類が出ることもあります。

私たちがオーダーしたのはこちら。友人が「カオマンガイ トマトだれ」。手前は「豆乳レモンチキンカレー」です。野菜たっぷりなのも、同店のこだわり。近隣の新鮮野菜を仕入れているそうです。小鉢とデザート付きで1,200円。注文を受けてから作るホカホカの蒸しパン(2個で300円)もおいしかった!

こちらの「まめ茶」(ポットで300円)ですが、「まめ」は「豆」ではなく川崎さんのふるさと・島根の言葉で「元気になる」という意味。「カワラケツメイ」という植物のハーブ茶だそうです。

キッチンで調理中のお二人。左のわっぱの蒸し器で手作り蒸しパンを作ります。「蒸し野菜なども出したいと思って」と川崎さん。

学校に行きにくい子どもたちの居場所づくり「マニマニプロジェクト」

カフェの建物の右にある階段を上ると、そこは「マニマニプロジェクト」のスペース。ちょっとした秘密基地のような場所ですが、不登校の子どもたちが勉強をしたり、調理や工作などさまざまな体験活動をする場所になっているんです。活動日は水・金曜の10~12時。

伊藤さんと川崎さんは20年来の友達で一時職場がいっしょだったこともあり、お互いに不登校や発達障がいの子どもたちや保護者のサポートを長年してきました。
縦割りの組織の中で、子どもたちに施したいサポートを提供しきれずに悩むこともあり、「まじめに、でも愉快に!」をモットーに、もっと自由にサポートできる場所作りがしたかったそうです。

「mani mani」のカフェは水~土曜の12~17時営業。個別の発達・育児相談はカフェ営業日の10~12時に予約制で受け付けています。「ひとりじゃないと思えるヨリドコロにしたい」と伊藤さん、川崎さんがやさしく出迎えてくれますよ。

問い合わせ、予約はメールまたはインスタグラムで。

【ヨリドコロ mani mani】
住所/鎌ケ谷市東道野辺7-17-1 
定休日/日・月・火曜
駐車場/なし
メール/manimani71@icloud.com
インスタグラム/https://www.instagram.com/yoridokoro_mani_mani

この記事を書いた人

アバター画像

Mamachi編集部

Mamachi編集部ではママが知りたい地域の子育て情報(地元のお店・食育・お祭り・活動サークルのイベント・コンサート・発表会・展示会…など)を発信することで、ママと子どもたちが街で暮らし、街で新しいお友達を見つけるお手伝いをします。

\この記事をシェア/

キーワード検索

特集中

最新記事

カテゴリ

アーカイブ

情報誌Mamachi

みんなの子育てマンガ

SNS

\各種SNSで最新情報発信中 /

公式LINE

船橋に密着した子育てイベントや
お得情報を発信中!

◀︎「友だち追加」からQRコードを読みこんで追加