JR津田沼駅、新京成線前原駅から徒歩15分、前原児童ホームの近くのバス通り沿いに、絵本の世界観を楽しみながらくつろげる「絵本カフェacero(アチェロ)」が8月29日にオープンしました。
白い外壁に「acero」の文字が目印。
都内でカフェやバーの店長をしていたオーナー・原田尚弥さんと、保育士をしていた絵本好きの蓉子さんのご夫婦が立ち上げました。
「楓の木が彩り豊かな葉をつけるように、多様な人々が集まり、楓の花言葉の通り、調和する場にしていきたい」との願いを込め、イタリア語で「楓」を意味する「acero(アチェロ)」という名前にしたそうです。
絵本やぬいぐるみが並んだ店頭の様子は、子どももママも思わず足を止めて覗き込みたくなりますね!
店内は白を基調として、暖かく落ち着いた雰囲気。ゆったりしたレイアウトで、混雑していなければベビーカーでの入店も可能だそう。
4人掛けテーブル席3卓と2人掛けが2卓あり、子ども用の椅子も2脚あります。
店内奥の絵本コーナー。
蓉子さんが集めた絵本は、定番のものから新しいものまで幅広く揃っています。自由に手にとって席で読むことができますよ。
新しい絵本との出会いも期待できそう!
今後、読み聞かせのワークショップなども予定しているとのこと。楽しみですね♩
絵本だけでなく、手作りのおもちゃもたくさん!保育士の経験を活かし「子どもが自分で考えて遊べるようなおもちゃを年齢別の発達を考えて揃えています」という蓉子さん。
丁寧に作られた料理は提供に時間がかかるものもありますが、待っている間も楽しく過ごせそうです。
こちらは「カステラホットケーキ」(1,100円)。
子どもの頃、2匹のネズミが大きな卵からホットケーキを作る絵本に憧れた人も多いのではないでしょうか?!
その世界を連想させるふわふわなカステラホットケーキには、同店の店名である楓の木から採れるメイプルシロップに生クリーム、アイスクリーム、ラズベリーソースが添えられています。
ボリュームたっぷりなので、親子でシェアしても良いですね♪
こちらは小さなあおむしがいろいろなものを食べて美しい蝶になる絵本を連想させる「パストラミビーフとアボカドのベーグルサンドプレート」。
生地からお店で手作りしているというベーグルは、サクサクもちもちです♪
世界観のあるプレートに、子どもとの会話も弾むかも…!
ドリンクはコーヒー、紅茶、チャイ、クリームソーダなど。キッズドリンク(250円)は甘い抹茶ラテとオレンジ、アップルジュースが用意されています。
「味にこだわったコーヒーの他、子どもや妊婦さんでも楽しめるようノンカフェインなど幅広いドリンクメニューを用意しています」と尚弥さん。
コーヒー豆は尚弥さんの出身地である福島県の焙煎所から仕入れているそう。
子ども用のドリンクはこぼれにくいカップで提供してくれるので、ママも安心して一息つくことができますね。
子ども用のカトラリーの用意も。
また、トイレで使用できる折りたたみのおむつ交換台も現在準備中だそう。子育て中だという原田さんご夫婦の優しい配慮が、随所に感じられます。
「絵本カフェということで、子どもがいて当たり前のお店。自分自身も出先で赤ちゃんが泣いてしまって周りに迷惑じゃないかと心配した経験があります。ここでは赤ちゃん連れのママが泣き声や周りの目を気にせずゆっくりできて、近所の大人やお年寄りは子どものにぎやかな笑い声に癒されに来る、そんな世代交流の場にしていきたい」と、蓉子さんはお店にかける想いを話します。
子どもはもちろんママやパパも懐かしい気持ちになったり、親子での会話も弾みそうな同店。
ぜひ遊びに行ってみてくださいね!
【絵本カフェacero】
住所/船橋市前原西5-17-6
TEL /047-407-0652
定休日/日曜日、不定休
営業時間/11時~17時
駐車場/1台あり
駐輪場/店舗前に駐輪可能
HP/https://chiisana-ehoncafe-acero.com
インスタグラム/https://instagram.com/ehoncafe_acero