新京成線、高根木戸駅から歩いて2分のところにあるカフェ「tip cafe(ティップカフェ)」で定期開催されているイベント「温熱喫茶」へ行ってみました。
おしゃれで落ち着いた外観。
店の外にもほんのりとコーヒーのいい香りが漂います。
可愛らしい植栽スペースにほっこり。
普段はカフェとして使われている店内の一角に、ベッドが置かれたスペースがあります。
整体をしているのは、温熱療法士の貴島(きしま)奈美子さん。船橋市在住で温熱療法士歴は14年とのこと。「人とは違う、変わったことをやりたくてこの『温熱整体』を始めました」と貴島さん。
聞きなれない言葉ですが、一体どのようなものなのでしょう?
貴島さんは「『温熱整体』とは、医療機器認定の温熱器で患部を温めてから整体でほぐしていく手技なんです。熱が伝わるとその部分の緊張やこわばりが緩み、整体の手技が入っていきやすくなるんですよ」と話します。
貴島さんは、この温熱器の会社に勤めていたそうですが、退社後、整体師の資格取得。出産を機に独立し、温熱器と整体を組み合わせて『温熱整体』というオリジナルの手技を作ったのだそう。
「温めることで患部の痛みを緩和できるだけでなく、コリがほぐれやすくなり整体の効果が長持ちするというメリットも期待できます」と貴島さん。
温熱器をあて、温めながらしっかりとほぐしていきます。
「温熱整体」というと、何となく「ふわ~っと温まって、ゆったりとリラックスできるマッサージなのかな~」と思っていたのですが…
貴島さんが私の右肩に温熱器をあてると、あ、熱い!服の上からなのに、想像以上の熱が伝わってきます。そしてじわじわ~っと温まったところを少し圧をかけるようにして整体の技術でほぐしていくのですが、こ、これは…、新しい感覚!
「そうなんです。施術を受けられた方は皆さん口を揃えて『思っていたのと全然違った』とおっしゃいます。体が冷えて硬くなっている人ほど熱く感じるんですよ」と貴島さん。
自分では気付きにくい体の冷えやコリにアプローチできるんですね♪
また、2児のママでもある貴島さんは「家事や育児でお疲れのママたちに、じんわりと芯から温まってほぐれていく感覚を体験してほしいです。託児があるのでお子さん連れでも大丈夫」と話します。
なんと同イベントでは「有資格者による託児サービス」があります。施術ベッドの横にクッションマットを引いたキッズスペースを準備してくれるそうです。(要事前予約)しかも追加料金なし!
小さな子ども連れでも安心してリラックスした時間を過ごせそうです。
施術の後はお待ちかねのランチタイム♪
温熱整体とのスペシャルコラボメニューは、体に優しい工夫がされています。
メニューを手がける同店の黒坂美弥子さんは「温熱整体で外側から体を温めた後は、お料理で内側から温めます。お腹に優しいメニューを考えていて、その月によって少し内容を変えています」と話します。
また「無農薬にこだわった野菜作りをしています。食材が足りない時は「奈良たまカフェ」(馬込町)さんや「Vege Rhythm」(金杉)さんのお野菜をセレクトしてきます」とも。
直売所と連携し、B級品や獲れ過ぎて廃棄されてしまう野菜を使ったメニューも考案しているのだそう。ランチを食べると、船橋産野菜で「千産千消」できるだけでなく、フードロスにも貢献できるなんてエコですね!
ゆっくりとくつろいでもらうための内装にもこだわっています。木のぬくもりを感じるカウンターや、
ドライフラワーのアレンジメントを使って作ったランプも。柔らかな光でリラックスできます。
「冷えは万病のもと。定期的な温熱メンテナンスでめぐりとキレイを保ちましょう!全身の疲労や女性特有のお悩み、自律神経の不調等でお悩みの方はぜひご相談ください。ご自宅への出張や、馬込沢の古民家を借りてサロン営業もしています」とやさしい笑顔で話す貴島さん。
お灸のように力強く外側から伝わる熱と、温かいお料理の内側から伝わる熱でスッキリとした爽快感を味わえる「温熱喫茶」。
次回は12月13日に同店で開催するそう。詳細や予約は、貴島さんのインスタグラムや公式LINEで受け付けているとのこと。
ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?
【イベント会場】
tip cafe
住所/船橋市西習志野2-2-12
温熱整体namikoインスタグラム/https://www.instagram.com/onnetsu_namikon_n/
温熱整体namiko公式LINE/https://page.line.me/?accountId=iih2646v