最近、どうやらあぶらがカラダに良いらしい、という話をよく耳にしませんか?あなたやあなたの家族の健康を守るために、今日はなぜあぶらが大事なのか?そして正しいあぶらの摂り方についてお話しします。
病気の原因は炎症
健康を害する原因はいくつかありますが、その中に大切な概念「炎症」があります。つまり、カラダの中で何かしらの炎症がおこり、それが病気の引き金になるという考えです。そして、食品や栄養素の中にはカラダの炎症を抑える働きのある成分や、逆に炎症を引き起こしてしまう成分があることを知っておかなければなりません。私たちはいかに炎症を抑える食材を口にするか、が健康を促進する上で大切なことの一つです。そして、なんとこの炎症に、あぶらが大きな役割を果たしているのです。
カラダに良い油と悪い油
そもそも、油ならなんでもいい、というわけではありません。私が健康促進の上で積極的にお勧めする油は大きく2種類、それはオメガ3とオメガ9です。オメガ3の代表格は亜麻仁油や荏胡麻油、フィッシュオイルがあります。オメガ9の代表はオリーブオイルです。オメガ3には強力な抗炎症効果があります。一方で世界で最も動脈硬化(血管の炎症)を起こしづらいと言われている地中海地方の人お達は必ずオリーブオイルを摂っていると言われています。ただ、これらの油は長期保存できず、熱に弱いという弱点があります。
出来るだけそのままサラダにかけたり、納豆にかけてみたり、お味噌汁に最後に加えてみてください。毎日小さじ2杯くらい摂れれば最高です!
すぎおかクリニック
院長/杉岡充爾
住/船橋市夏見台3-9-25
☎047-406-7272