高根木戸駅から徒歩3分の場所にある「Cafe Kinari」。
同店はベトナムのサンドイッチ「バインミー」をメインにしたカフェで、「暮らしの店 器と服 ILOe(イロエ)」の2階にあります。
同店の店主は習志野市出身の松崎有加さん。
松崎さんは、船橋市内でカフェを14年経営していましたが3人の子どもの子育てに専念するために店を閉めることに。それでも「いつかまたカフェをやりたい」とその気持ちを温めていたそう。
バインミーとの出会いは、知人が立ち上げた同好会「異文化研究会」。
「すごくおいしくて感動したんです。一口の中にすべてが入っていてなんて調和の取れた味なんだろうって!(笑)」とその時の様子が伝わってくるような笑顔で話す松崎さん。
その後、2021年10月にキッチンカーでの販売をスタートし、今の物件と出会って2022年9月に店をオープンしました!
店名の由来は「できるだけ余計なものを使わず、自然に近いものを使うという思いを込めて生地の色の生成りから。お店を出す何年も前から店名だけは決めてました」とのこと。
店内は、白をベースにとてもシンプル。海をイメージした青色のドアが印象的です。
ゆったりとした配置になっています。
壁にセンス良く飾られているドライフラワーのなかには、開店祝いにいただいたお花を使ったものもあるんだとか♪
お祝いの気持ちを大切にする松崎さんの温かな思いが感じられます。
バインミーは全部で4種類。
今春、新たに加わった「マスタードチキンバインミー」(800円)(写真上)は、マスタードがたっぷり塗られたソフトフランスパンに、砂糖と塩に漬け込んでやわらかくした鶏むね肉ときゅうり、大根と人参のなます、パクチーが入っています。(パクチーは抜くことも可能)
松崎さんは「鶏肉は食べやすいように一口サイズ。がぶっと噛んだときに、パンと全ての具材が口の中に入るようにしたいんです。どのバインミーも一口で嚙み切れるように工夫をしています」とこだわりを話します。
その他に、豚バラ肉を玉ねぎペーストとレモングラスペーストに漬け込んだ「レモングラスの豚バラバインミー」や、中国のスパイス五香を使った「五香の豚つくねバインミー」など。
ランチタイムにはプラス100円でサラダとスープが付けられます。
キーマカレーやタコライスなどのごはんメニューも。
暑い時期にぴったりの冷たいアレンジティーは、見るだけで涼しく感じられるようなブルーの「バタフライピー」(写真右)や海を感じさせる「バタフライラテ」(写真左)など。
自家焙煎コーヒー豆専門店の「コーヒー豆のゆら」(習志野台)のコーヒーや紅茶専門店の「Vine & Shrub」(高根台)の紅茶、オレンジジュースやジンジャーエールなど定番のドリンク類、チーズケーキやコーヒーゼリーなどのデザートもありますよ!
インターホンを設置!子連れママにうれしいサービス♪
同店では5月に、新しくインターホンを設置しました!
「ベビーカーを押しながら買い物するママたちや、地域の高齢者の方などにも気軽に立ち寄れたらいいなと思って設置しました。テイクアウトなら2階へ上がらずにご購入もできますよ。店内でお過ごしになる方は、階段を上がるのにお荷物やベビーカーを運ぶお手伝いをしますので、遠慮なく声をかけてくださいね」と話す、3人の子どもを育てたママの松崎さんの言葉にはとても安心感があります。
子連れのママたちから高齢者の方まで、たくさんの方が身近に感じることができそうな同店。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
【Cafe Kinari】
住所/船橋市高根台6-2-21 2階
TEL/非公開
営業時間/11時~16時
定休日/水曜・土曜
インスタグラム/https://www.instagram.com/k_i_n_a_r_i_/